肩こり、いろいろ

■神経や病気の問題も

肩こりは多くの場合、筋肉疲労が原因となります。
しかし、なかには首にある神経の圧迫や炎症、高血圧や心臓病などの病気が原因の場合もあります。手や腕のしびれや痛みが伴う場合は、首の神経が関係していますので、まずは専門医を受診される方が安心です。また背後に病気が隠れている場合は、その病気の治療をまず優先すべきでしょう。
そして首、肩、背中の筋肉が精神的な緊張や、姿勢の悪さ、冷えなどのため、血行が悪くなり、その結果生じた肩こりには、鍼灸は威力を発揮します。


              個人差を大切にします

■体質を重視し、治療はオーダーメード

東洋医学では、たかが肩こりといっても、ひとりひとりの体の状態や体質をチェックしてから治療をはじめます。
理由は二つあります。ひとつは、治療は体全体に行うのが基本だからです。肩こりを生じさせている原因を排除する治療も同時に行い、こころと体の状態をフラットに近づけます。もうひとつは、同じ症状でも体質によって治療法が違うからです。具体的には鍼灸の場合は、体の状態・体質ごとにハリをさすツボが異なります。
つまり同じ肩こりでも、ひとりひとりのオーダーメード治療となるのです。このことを東洋医学では『同病異治』といいます。

肩こりしやすい体の状態・体質は大きく3タイプ。複合している場合もあります。


タイプ おもなポイント
生理の特徴
気滞 イライラしやすい、ストレスがたまりやすい、不眠がち、げっぷ・おならが出やすい 生理不順
血虚 痩せている、色白、疲れやすい、冷えが強い、貧血になりやすい
生理は遅れぎみ
経血量が少ない
お血 しみ・そばかす、日焼け跡が残りやすい、皮膚は浅黒い
生理痛経血量は多め

(用語の説明)
 気滞:エネルギーの元である気の巡りが渋滞している状態。
 血虚:体のすみずみに栄養を与える血が不足したり、働きが低下している状態。
 お血:血の巡りが悪くなり渋滞している状態。


            こんなに簡単、肩こり予防

肩こりの人は、日常生活も要チェックです。生活習慣の見直しをはかりましょう。

■肩こり予防のイロハ
正しい姿勢 パソコン操作などで、前かがみや下向き姿勢が長時間続くと、筋肉の疲労や神経の圧迫が起こりやすくなります。
パソコンの画面位置は目の高さがベスト。セッティングに工夫を。あごを少し上げた姿勢を保ちましょう。
腕と肩をグルグルまわす 腕と肩の緊張をほぐしましょう。腕は、ひじを曲げ肩の高さにし、肩を前から後ろへ20回、逆方向に20回まわします。パソコンをよく使う人は1時間ごとに。
体を冷やさない 夏の冷房は要注意。電車やデパート、会社ではカーディガンなどで首や肩の防御を。冷たい風にあたると血管が収縮し、首・肩の血行を悪くします。その結果、筋肉が緊張しコリのもとに。
寒い冬は、マフラーで首を包んでください。温まりますので血行が良くなります。
入浴 毎日の入浴は大切です。体が温まると首や肩の血流はスムーズに。
汗を出すことで疲労物質が体外に排出されます。リラックスなひとときは、精神的なストレスからくる筋肉のコリには最適です。


                治療プログラム

のざき鍼灸院では多彩なバリエーションを用意し、キメ細かな治療を提供しております。


■治療パターン
** 体の状態に合わせた治療パターンを選べます **
肩こり集中治療 肩や肩甲骨の周辺をハリとお灸で集中治療し、コリをときほぐします。
とにかく肩こりを、という人に
全体治療 肩こりだけに限定せず、ひとりひとりの体質に合うツボを選び、体全体の調子をバランスよく整える治療です。
ツボは背中、お腹、腕、足など。自律神経調整、血流改善が期待できます
この際、体全体の調整もという人に
リラックス治療 肩こり鍼灸に、ツボ押しセッションを加えた治療。
ツボ押しは首、肩、肩甲骨、背中、腰、お腹、手、足の重要なところに。これらのツボを気持ちよくソフトに押します。その結果、副交感神経が働き、体はリラックスモードに切り替わります。
体中の疲れをときほぐす、リラクゼーションのアプローチによる治療です。
リラクゼーションを重視したい人に
その他の治療パターンもご相談ください。

(リラックス治療のお願い)
@マッサージや整体などで、筋肉を力いっぱいグイグイ押されたり、強くさすられることが好きな人には、リラックス治療は向いていません。該当する人はご遠慮ください。
Aソフトなツボ押しは、体力が充実した男性には親和性がなく、治療効果を期待できません。したがって、このような男性は治療対象外とさせていただきます。

■治療コース

** ご要望に合わせた治療コースを選べます **
じっくり専門コース 治療パターンを1つ選び、それでじっくり治療するコースです。
2〜3回/月
じっくり総合コース 治療パターンを自由に組み合わせ、総合的な治療を進めるコースです。

(組み合わせ例)
 ・肩こり集中→全体→リラックス
 ・全体→リラックス→全体
 ・リラックス→全体→リラックス
 ときどき1回コース 時間が空いたときや、肩こりがつらいときに治療するコースです。
家事や会社があるため、定期的に受診できない人に便利です。
希望日
その他の治療コースもご相談ください。

たかが肩こり、されど肩こり

肩こりは、厚生労働省「国民生活基礎調査」によると
気になる症状の中で、女性は第1位、男性は第3位。とくに女性の15〜64歳の人がもっとも多く悩んでいます。

のざき鍼灸院は、肩こりでお困りの人の気持ちをときほぐします。
ご相談は、お気軽にこちらまで